【備えは】気象、避難情報 多様に発信 スマホで容易に入手可能 北九州市が梅雨入り前に準備促す

西日本新聞 北九州版

雨雲の動きなどを確認できるインターネットサイト「防災情報北九州」の画面 拡大

雨雲の動きなどを確認できるインターネットサイト「防災情報北九州」の画面

 九州北部の梅雨入り時期を控え、昨年7月の西日本豪雨で大きな被害が出た北九州市や気象庁は、気象や避難関連の情報を早めに入手できる事前準備を促している。災害に関するインターネットサイト、メール配信や会員制交流サイト(SNS)を使った情報発信の機能が充実してきており、自分が使いやすい身近な方法を組み合わせながら「豪雨期に備えてほしい」と市は呼び掛けている。

◆ウェブサイト

 最もお勧めは「防災情報北九州」。市内7区ごとに「避難所一覧」があり、避難所の地図、どのような災害に対応しているのか確認できる。「雨量情報」「水位情報」「ライブカメラ」などのリアルタイム情報も得られるほか、気象庁の「雨雲の様子」にもリンクする。1年前からスマートフォン対応で運用を始め、見やすくなっている。

 災害時の鉄道、バス、船の運行状況は「九州のりものインフォコム」(事務局は九州運輸局)が、120社を超える情報を網羅する。豪雨、地震、火山、土砂災害など各種情報の窓口となっているのは、九州地方整備局による「九州防災ポータルサイト」。

◆メール・アプリ

 無料登録すれば情報が届く「防災メール」は、北九州市消防局の「もらって安心災害情報配信サービス」(登録者数は4月末時点で約9600人)と、県の「防災メール・まもるくん」がある。

 北九州市は5月末、スマホ用の防災アプリ「ハザードン」の提供を始めた。気象庁が公表する「土砂災害の危険度分布」などを基に、危険性をスマートフォンに通知。遠くで暮らす家族が把握し、市内で暮らす高齢の身内や知人に知らせてもらう「見守り」強化にもつなげる狙い。

◆SNS・ガイド

 SNSでは、北九州市の公式LINE(ライン)に近くの校区名を入力すると、避難やダムの放流開始の予告情報なども取得できる。ツイッターでも「市防災・危機管理情報」(フォロワーは約4900人)を提供中だ。

 市は区ごとに「防災ガイドブック」を作成し、市民に配布している。各種災害の特性、注意点をまとめているだけでなく、「非常持ち出し品」のチェックリストなども有効だ。

福岡県の天気予報

PR

PR

注目のテーマ