日田の「喫茶去」最後の作品展 30日閉店 店主の油絵36点展示

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 30日に閉店する日田市淡窓の喫茶店「喫茶去(きっさこ)」で最後の作品展「CIVA最後の油絵作品展」が開かれている。県美術協会員でもある店主の内柴雅道さん(73)の油絵36点を展示している。21日まで。

 内柴さんは1983年に前身の喫茶店を開き、いったん閉じた後、89年に「喫茶去」として再開。併設のギャラリーや店内を希望者に無料で提供し、絵画展や音楽ライブなどを開いてきた。しかし「体力的にも限界」と閉店を決め、この1年は毎月作品展を開いてきた。ライブを20回開催した同市高瀬本町の明石憲志さん(63)は「大事なアジトを失った気分。内柴さんは僕たちの思いを尊重してくれた。感謝しかない」と話す。

 最後の作品展は、田川市美術館(福岡県)主催の作品展で優秀賞を受賞した「赤い扉の前の少女」や、裸婦と時計を組み合わせた作品など、女性を題材にした人物画が多く並ぶ。タイトルには自身のサインであるCIVAを入れた。内柴さんは「人生の半分を過ごした店が無くなるのは名残惜しいけど、よくやったと思う。応援してくれた方々に感謝したい」と話した。

 作品展は正午から午後6時まで。無料。14日は定休。喫茶去=0973(22)6933。

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