嘉瀬川ダム 貯水率最低 22・6% 13日から取水制限強化

西日本新聞 佐賀版

 県内最大貯水量の国営「嘉瀬川ダム」(佐賀市富士町)の貯水率が12日に過去最低の22・6%となったのを受け、国土交通省武雄河川事務所や県などでつくる渇水調整協議会は同日の会合で、ダム下流の嘉瀬川での工業用水と上水道の取水制限について、13日午前10時から15~20%に強化すると決めた。

 武雄河川事務所によると、嘉瀬川ダムの貯水率が昨秋からの雨不足で3月に50%を割ったため、農業用水、工業用水、上水道の5~50%の取水制限を開始。5月には制限の下限を5%から10%に引き上げたが、嘉瀬川流域の同月の降水量は平均値の半分以下にとどまり、今月12日の貯水率は、これまでの過去最低の23・4%(2017年9月)を下回った。

 このため、協議会は工業用水と上水道の取水制限の下限を10%から15%に引き上げる。農業用水については、田植えの時期を迎えていることから制限対象から外し、自主的な節水を促す。

 また、ダムの貯水量を確保するため、ダムから放流する不特定用水の流量を50%減らす。

 同事務所は「今後も少雨が続き、貯水率は20%を下回る恐れがある」として節水を呼び掛けている。

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