大村の商店街にサテライト教室 ウエスレヤン大 留学生100人受け入れ

西日本新聞 長崎・佐世保版

 留学生に日本語などを教える長崎ウエスレヤン大(諫早市)の大村サテライトキャンパスが、大村市本町の商店街に開設された。年間60~100人規模を受け入れ、高度な専門知識を持つ人材の育成や市民との国際交流に生かす。

 「レストランに、しょくじに、いきます」

 「ほっかいどうに、りょこうに、いきます」

 5月末、サテライトキャンパスの教室でネパール人留学生12人がたどたどしい日本語を話していた。年齢は19~23歳で、4月に来日したばかり。「日本の生活が好き。将来は車の勉強がしたい」とクワル・マンバハドゥールさん(19)。ここで1年間の日本語教育を受け、ウエ大など日本での進学を目指す。

 現在は初級の日本語を学ぶ学生が中心だが、秋にはインドなどの大学を卒業した留学生が加わる。ウエ大は昨年以降、インドの4大学と留学生派遣のための協定を締結した。留学生は来日前に日本語の基礎を習得しており、大村では難易度が高い日本語や経営学などを学ぶ予定だ。

 ウエ大の担当者は「日本の企業にも就職が可能な人材を養成し、労働人口が減る地方の活性化に貢献したい」と話す。

 大村サテライトキャンパスは市の複合施設「プラットおおむら」の中にある。大学と市は市民、留学生の交流を進める協定を結んでおり、市は留学生が暮らすアパートや週28時間まで認められているアルバイトの紹介にも協力する。

 ウエ大が留学生の確保に力を入れるのは、国内の18歳人口が減り「大学を取り巻く厳しい現実も背景にある」(法人事務局)。サテライトキャンパスでは、インド人留学生が来日する秋以降に開校式典を予定している。

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