行橋市と苅田町、節水呼び掛け強化 減圧給水 枯渇時の対応急ぐ

西日本新聞 北九州版

行橋市と苅田町の水がめ「油木ダム」(添田町)。水の流れ込みはわずかで、干上がっている(5日) 拡大

行橋市と苅田町の水がめ「油木ダム」(添田町)。水の流れ込みはわずかで、干上がっている(5日)

 少雨による油木ダム(添田町)の貯水率低下に伴い、行橋市に加え、苅田町も12日に渇水対策本部を立ち上げて節水への取り組みを始めた。両自治体はいずれも減圧給水などを通して、住民への節水の呼び掛けを強化する一方で、ダムや浄水場の枯渇などの緊急時に備えて対応を急ぐ。

 ダムがある添田町の総雨量は今年1月~5月で365・5ミリと、平年の6割程度にとどまった。さらに、5~6月は田植えなどで農業用水の需要期のため、貯水量が減少。12日午前0時現在の貯水率は13・8%にまで落ち込んでいる。

 このため、行橋市では6日から10%の減圧給水を実施。さらに来週初めにも15%に引き上げる準備に入った。一方で、県営伊良原ダム(みやこ町)を抱える京築地区水道企業団から購入している日量3800トンの上水に加えて、11日からは1日520トンを追加で購入。市民に節水を呼び掛けるちらし1万5千枚を、職員が手分けして配布する。

 13日夜から10%の減圧給水に踏み切る苅田町は、すでに一部公共施設の利用停止を実施。(1)町内の管工事組合に給水活動の準備要請(2)大口需要者への節水協力の要請(3)給水パックや給水タンクの準備‐などを進める。

 両自治体は「住民への節水を呼び掛けながら、緊急時の対応に備えたい」としている。

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