タカばあちゃん再会に笑顔 和田投手、登板戦に招待 久留米の92歳

西日本新聞 社会面

和田投手の登板に笑顔を見せる中村さん=12日午後、福岡市中央区 拡大

和田投手の登板に笑顔を見せる中村さん=12日午後、福岡市中央区

 本紙夕刊の電話投稿コーナー「テレプラ」の常連で、福岡ソフトバンクホークスの大ファンである「タカばあちゃん」こと中村ケイ子さん(92)が12日、福岡市中央区のヤフオクドームでソフトバンク対阪神戦を観戦した。昨年11月、本紙記事がきっかけで和田毅投手(38)と対面し、試合に招待された。今月初め、2年ぶりに1軍復帰したばかりの和田投手の登板に「私は足が悪いけど、跳び上がりたい気持ちです」と顔をほころばせた。

 中村さんは、ダイエー時代からのホークスファン。早稲田大学時代から和田投手に注目し、入居する福岡県久留米市の介護施設の部屋には、和田投手のうちわや下敷きが飾られている。

 本紙記事を読んだ和田投手が昨年11月、介護施設を訪れ、夢の対面が実現した。その際「来年、僕が投げる試合に来てください。招待します」と約束。ついにこの日実現した。

 中村さんのドーム観戦は2017年10月以来。親族らと一緒に内野席に陣取った。初回、和田投手がマウンドに立つと笑顔で拍手。三回2死一、三塁のピンチを切り抜けると、「ひやひやしてお弁当が喉を通りません」とにっこり。直後、ホークスが先制すると、隣席の弟嫁十知子さん(67)と喜びを分かち合った。

 和田投手は本塁打を浴びるなど計4失点。六回途中で降板した。「勝たせてあげたかった。残念だけど次があります。お疲れさまでした」と中村さん。メガホンを片手に試合終了まで観戦し、「応援できてよかった。今年も日本一を目指してほしい」とエールを送った。

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