久木野の歌、小野さんに届け 水俣で「やまびこ音楽祭」

西日本新聞 熊本版

 水俣市久木野の市立久木野小体育館で9日、地元住民主催の「やまびこ音楽祭」が開かれ、福島県出身のシンガー・ソングライターYammyさん(42)が久木野をイメージして作った新曲「ずっと見ているよ for久木野」を披露した。地域を元気にしたいとの思いで音楽祭を続けてきた故人の依頼でできた曲。児童たちの歌声も重なり、山あいの会場に響き渡った。

 音楽祭は、2月に亡くなった住民の小野達也さん(享年51)が中心となり5年前に始めた。小野さんは、2011年の東日本大震災で被災した古里を思って作られたYammyさんの代表曲「君のもとへ」に共感。昨年6月の音楽祭にYammyさんを招くとともに、久木野のイメージソングの制作を依頼していた。

 ♪ずっと見ているよ 今日も昨日も明日も だから心配なんてそこにおいて 行きなさい‐

 Yammyさんは歌詞を「久木野小のみんなを思って書いた」と言う。小野さんの遺影が飾られた会場で、子どもたちも加わって歌が披露されると、大きな拍手が送られた。

 Yammyさんは「(久木野は)自分がもっともっと素直になれる、刺激されるような場所。(棚田が広がる地域の)田んぼを見渡すようなイメージで作ったので、気軽に口ずさんでもらいたい」と話した。会場ではこの曲のCDも販売された。

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