全駐労組合員、米軍へ抗議 労働環境改善求め 佐世保

西日本新聞 長崎・佐世保版

米海軍佐世保基地前で抗議の声を上げる全駐労の組合員 拡大

米海軍佐世保基地前で抗議の声を上げる全駐労の組合員

 米海軍佐世保基地の日本人従業員でつくる全駐留軍労働組合長崎地区本部は13日、労働環境の改善を求め、佐世保市平瀬町の基地正門前で座り込みをした。佐世保基地では米軍の警備隊の指示で、日本人警備員が銃を持って公道を移動させられる問題も起きていた。

 全駐労長崎地区本部によると、昨年から労働環境が悪化。勤務シフトが週単位から月単位に変わり、睡眠時間が十分に取れない夜勤が1カ月間続くなど、以前よりも疲労がたまりやすくなった。有給休暇が希望通りに取れないこともあるという。

 午前6時半から基地前に集まった約50人の組合員は「適正な労務管理を行え」「日本人従業員を兵隊扱いしている」「警備隊長はハラスメントをやめろ」と声を上げ、夕刻まで抗議活動を続けた。休憩時間も基地内で銃を持たせられる問題も訴えた。

 藤沢恒昌委員長は「労働環境のストレスで精神を病む従業員がいる。米軍との信頼関係が築けないと事故につながる」と問題視。警備隊の男性は労働環境の現状について「警備隊長の意向が強く、改善を訴えても『辞めて他の仕事を探せ』などと言い返される」と話した。

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