【動画あり】晴翔君のヒマワリ咲いた 2年前 ゴールポスト事故で死亡 

西日本新聞 筑後版

背の高いヒマワリに囲まれ「晴翔が成長したようだ」と語る梅崎清人さん 拡大

背の高いヒマワリに囲まれ「晴翔が成長したようだ」と語る梅崎清人さん

 2017年1月、体育の授業中にゴールポストの下敷きになって亡くなった大川市の川口小4年、梅崎晴翔(はると)君=当時(10)=が生前、祖父の建設業梅崎清人さん(69)に託したヒマワリの種が、今年も花を咲かせた。背丈も高く育った大輪の花に、清人さんは「生きていれば中学生になる晴翔が大きく成長したようだ」と目を細める。

【動画】梅崎晴翔君のヒマワリ

 近くに筑後川が流れる田園地帯の大川市紅粉屋(べにや)。約100平方メートルのヒマワリ畑は今、六分咲きだ。養蜂業も営む清人さんが飼うミツバチが蜜を求めて盛んに飛び回る。昨年のヒマワリは1メートルほどの小ぶりの背丈だったが、今年は少し早めの4月下旬に植えたため、1・7メートル以上になった株もある。

 昨年、花を咲かせたヒマワリの種は、教育現場での事故防止に取り組むNPO法人セーフキッズジャパン(東京)が行う「サッカーゴール等固定チェック活動」のシンボルになった。事務局によると、約500グラムの種を小分けにし、講演会などで全国100カ所以上に配布したという。

 大津市で5月、保育園児の列に車が突っ込み園児2人が死亡した事故が発生。柳川市でも10日、高校生2人がけがをする交通事故が起こっている。「子どもたちの安全を守るのは大人の責任。晴翔のヒマワリがそれを考えるきっかけになってくれれば」。清人さんの願いだ。

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