主要ダム貯水率44.9% 梅雨入り遅れの県内 田植え前、節水呼び掛け

西日本新聞 ふくおか版

 梅雨入りが遅れている県内は、昨年夏以降の少雨傾向でダムの貯水率が大きく低下している。主要18ダムの平均貯水率(13日現在)は44・9%。この20年間で最も低く、平年の半分ほどにとどまっている。県水資源対策課は「県民の生活に大きな影響を与える状況ではない」と話す一方、この時期は田植えで農業用水が必要で、蛇口をこまめに閉めるなどの節水を呼び掛けている。

 県によると、同時期のダムの平均貯水率は83・3%。今年は、最も低い油木ダム(添田町)で13・4%と2割を切る。猪野ダム(久山町)も18・7%と低く、全てのダムの貯水率が前年同時期を下回っている。油木ダムを水がめとする行橋市と苅田町は渇水対策本部を立ち上げ、10%の減圧給水で対応、水不足への警戒を強めている。

 福岡管区気象台によると、14日から15日にかけて雨の予報となっているが、ダムの貯水率を大きく回復するまでの雨量は期待できない見通し。県南部を中心にこれから本格的な田植えの時期を迎える。気象台は少雨に伴う農作物の管理を注意喚起している。

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