受水槽で泳ぐ動画拡散 マンション点検中 作業員が撮影 福岡・志免町

西日本新聞 社会面

 福岡県志免町の賃貸マンションに設置された受水槽内で人が泳いでいる動画がインターネット上で拡散し、騒ぎになっている。マンションを施工した住宅メーカーは13日、下請け業者の従業員3人が昨秋の新築時に関与していたことを確認したと公表。同日付で県警粕屋署に被害届を提出した。

 受水槽はマンション敷地内にあり、各室に上水道水を給水している。

 会員制交流サイト(SNS)などで拡散し、批判的な書き込みが殺到している動画は、15秒間。受水槽内に、上半身裸でパンツ姿の男性が入っている様子が映されており、「気持ちいい」「受水槽の中で泳いでいます」などの音声も聞き取れる。

 住宅メーカーが下請け業者に確認した結果、入居者が入る前の昨年9月、従業員3人が受水槽の清掃点検中にこの動画を撮影したことを認めた。「撮影後に再度、清掃点検をした」とも話したという。住宅メーカー側は今月11日に住民に事情を説明し、12日に受水槽の清掃と水質点検を行って給水を再開した。

 2014年には兵庫県で、水道施設の貯水槽内にボートを浮かべて遊んだとして、少年らが水道汚染などの疑いで摘発された事件もあった。

 今回の事態に対し、志免町上下水道課は「受水槽から先はマンションの管理施設」として、推移を見守る方針。県警粕屋署は、威力業務妨害容疑などに当たる可能性もあるとみている。

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