李秀賢さんの勇気忘れない 新大久保駅 救助中に犠牲 ソウルで追悼展

西日本新聞 国際面総合面

 東京のJR新大久保駅で2001年、ホームから落ちた男性を救おうとして犠牲になった韓国人留学生の李秀賢(イスヒョン)さん=当時(26)=を追悼する写真展が14日、韓国・ソウルの在韓日本大使館公報文化院で始まった。27日まで。

 会場には釜山で過ごした少年期や日本留学時など李さんの写真35点が並ぶ。「本当にすごい人だと思う」「勇気ある行動に私は救われました」など日韓両国から李さんの遺族に届いたメッセージのうち約120通も展示している。

 主催団体の一つ、国際交流基金ソウル日本文化センターの別府将史副所長は「日韓関係が冷え込む中、生前に『日韓の懸け橋になりたい』と語っていた李さんの思いを広く伝えたい」と話す。25日には同院で、李さんや遺族たちの人生を描いたドキュメンタリー映画「かけはし」の上映会を開く。 (ソウル池田郷)

PR

PR

注目のテーマ