ヘルパー求む「資格取得」「託児」費用を負担 福津市社協

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 福津市社会福祉協議会はヘルパー資格取得費用だけでなく研修時の託児費用も負担するとの条件で、ヘルパーを目指す人を募集している。全国的にヘルパー不足が深刻だが同市社協も例外ではなく、さらに高齢化も進む。一方、同市は若い子育て世代の移住が続く全国的にもまれな市で、同市社協は「資格さえ取っていれば、子育ての隙間時間で働くことはできる。ぜひチャレンジしてみて」と呼び掛けている。

 同市社協は高齢者や障害者の自宅での暮らしをサポートする訪問介護事業を行っているが、ヘルパー不足で訪問先を増やせない状況という。2014年に32人いたヘルパーは本年度19人。新規採用ゼロが続く。現在いるヘルパーは熟練者が多いが、同時に高齢化も進み平均年齢は63・8歳。同市社協は「最新型家電の使い方が分からなかったり、力仕事で腰を圧迫骨折したりする例も起きている。地域で暮らし続けることを望む家庭は増えているのに、このままでは閉鎖も検討せざるを得ない」と悩む。

 そこでヘルパーのなり手として期待を寄せているのが若い世代。もともとベッドタウンとして発展した同市は近年、JR駅周辺をはじめとした再開発に伴い、子育て世代の移住が増加。日蒔野(ひまきの)、西福間5区、あけぼの、桜川地区など高齢化率が1桁の若い街も誕生している。

 同市社協は、未就学児を育てている世帯では研修を受ける際の子どもの預け先探しや費用がネックとみて、市内保育園の一時預かりを案内。資格取得後、同市社協で3年間勤務することを条件に託児費も全額負担する。

 ヘルパー資格者も募集中で、採用予定者は計5人。締め切りは今月28日。問い合わせは福津市社会福祉協議会=0940(34)3341。

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