モモチョッキリ モモの枝を切る害虫

西日本新聞 こども面

モモの実に長い口で穴(あな)を開けている。穴ができると、その中に卵を産みつける 拡大

モモの実に長い口で穴(あな)を開けている。穴ができると、その中に卵を産みつける

じょうぶな口先を使って、実がなっている枝を切り終わったところ

 モモの実が大きく育ち始める今頃の季節、その実の付け根近くの小枝が何者かによって切られて、実がぶら下がっているのを見ることがあります。その犯人がこの昆虫なのです。

 ぶら下がった実はしだいにしおれ、やがて地上に落下しますが、実の中にはモモチョッキリの卵が入っています。そこで生まれた幼虫が実を食べて育ち、大きくなると、地面に潜り込んでサナギになります。

 子どもの頃、そんなモモの実が木にいくつもぶら下がっているのを見て、いったい誰がこんなことをするのか、不思議に思ったことがあります。

 おもしろい名前の昆虫ですが、せっかくなったくだものを駄目にしてしまう有名な害虫でもあるのです。

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