久留米市の藤崎さん夫妻、念願のゲストハウス 母屋で料理教室も

西日本新聞 筑後版

「実家に帰ってきたようにゆっくりできる場所を提供したい」と話す藤崎さん夫妻 拡大

「実家に帰ってきたようにゆっくりできる場所を提供したい」と話す藤崎さん夫妻

ゲストハウス隣の野菜畑。トマトやズッキーニなどの夏野菜が旬を迎えている 畳敷きの居間 陽光が降り注ぐ明るい寝室

 久留米市御井町の藤崎弥生さん(67)が、自宅離れに念願のゲストハウス「繋(つな)ぐ」を開いた。敷地内で栽培する野菜を使った料理教室にも取り組み「日本食の素晴らしさを伝え、人と人、文化、歴史をつなぐ場所にしたい」と意気込む。

 藤崎さんは飯塚市出身。福岡女子短大(太宰府市)で家政学を学び、佐賀県の農業改良普及員に。2014年に退職するまで37年間、農家の営農指導や農産品の6次産業化、農業を生かした観光振興などに取り組んだ。同県鳥栖市で地産地消や食生活の改善を図る「食ネット鳥栖」の活動にも携わった。

 ゲストハウスは昨年12月にオープン。母屋に隣接する平屋で、居間と和洋の寝室、台所、風呂、トイレを備える。2年前に長男夫婦が転居して空き家となったため手を入れ、一棟貸しのゲストハウスとした。

 敷地内には、夫の崇芳(たかよし)さん(67)の名前から命名した「Taka農園」があり、夫婦でトマトやアスパラガス、ズッキーニといった野菜を栽培する。高良大社がある高良山に程近く、自然や歴史を身近に感じられる立地で「実家に帰って来たような、ゆっくりできる時間と空間を提供できたら」と弥生さん。退職後に米ハワイにホームステイをするなどして英語を習い、英文の印刷物を用意して訪日客の呼び込みにも力を入れる。農業改良普及員時代の経験を生かし、母屋で料理教室「Yaibei Cooking Salon」も主宰する。

 ゲストハウスは1泊3万2千円(5人分、体験型の朝食付き)。利用は2~7人でも可能。

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