朝倉潤す三連水車 今季の稼働始まる

西日本新聞 社会面

 2017年7月の九州豪雨で大きな被害が出た福岡県朝倉市の国史跡「三連水車」が17日、近くにある二つの二連水車とともに回り始めた。水の供給を受ける田んぼの広さは、昨季の22.5ヘクタールから被災前と同じ約35ヘクタールに回復。収穫期を迎える10月中旬まで、「復興のシンボル」が田を潤す。

 三連水車は直径約4~5メートルで江戸時代の築造。この日、堀川用水路の水門が開くと筑後川から水が流れ込み、水車はゆっくり力強く回転し始めた。「頑張れ」と声援を送った地元幼稚園の園児の一人、柳原聡介ちゃん(5)は「格好良い。いっぱい回ってほしい」とにっこり。

 水車を管理する山田堰(ぜき)土地改良区の徳永哲也理事長(72)は「自然災害のない年であってほしい。実りの多い秋を迎えてくれれば」と願った。水車は8月10~12日の夜、ライトアップされる予定。

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