佐世保空襲の惨状忘れない 28日まで写真展 1242人が犠牲

西日本新聞 長崎・佐世保版

連絡通路の壁には20点のパネル写真が展示されている 拡大

連絡通路の壁には20点のパネル写真が展示されている

 佐世保空襲の惨状を伝えるパネル写真展が、佐世保市高砂町の市役所高砂駐車場7階連絡通路で開かれている。佐世保の戦争被害と平和の尊さを広く知ってもらおうと、市が毎年開催している。28日まで。

 空襲後の市街地を撮影した写真20点を、市内の出版社芸文堂から借りて展示した。焼け野原になった佐世保玉屋一帯などの光景と、最近の写真を見比べることができる。焼け跡で児童が授業を受けている福石小の写真は、天皇陛下の写真や教育勅語を納めていた奉安殿が焼けずに残っているのが分かる。進駐する米軍の様子も記録されている。

 市によると、45年6月28日午後11時58分から29日未明にかけて、市内は米軍の爆撃機B29による焼夷(しょうい)弾攻撃を受け、1242人が犠牲になった。焼失面積は178万2千平方メートル、全焼家屋は1万2037戸で全戸数の35%。当時の人口の27%に当たる6万734人が被災した。

 29日午前10時から平瀬町の市民文化ホールで、市主催の佐世保空襲死没者追悼式がある。

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