平成の北九州ロケ映画紹介 松永文庫 76本の資料181点を展示

西日本新聞 北九州版

 平成年間に北九州市で撮影された映画を振り返る企画展「北九州映画紀行 平成編」を、門司区の市立映画資料室「松永文庫」が開催している。文庫は1989~2018年に撮影、公開された76本をポスターやチラシで網羅しており、計181点を紹介。本数の多さやジャンルの広さが一目で分かる展示となっている。7月7日まで。

 北九州ロケ作品の資料は折に触れて紹介してきたが、「平成」に絞ったのは初という。76本は自主制作などを除き、一部または全部が市内で撮影されたもの。
 各年の撮影本数は、89~99年の10年間が5本。北九州フィルム・コミッションが活動を本格化させた2000年代が71本を占めた。「図書館戦争」シリーズ(13、15年)や「劇場版 MOZU」(15年)など、人気作品のロケも年々増えていった。

 ポスターを展示するのは、八幡東区の有楽映画劇場などで撮影した「カーテンコール」(05年)、オール北九州ロケの「サッドヴァケイション」(07年)、高倉健さんの遺作「あなたへ」(12年)、大通りを封鎖しての撮影もあった「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」(18年)など。

 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(07年)のポスターは、出演した樹木希林さん(18年死去)のサイン入り。昨年亡くなった松永武室長が17年に書いてもらったものだ。関係者が寄贈したロケ弁の包装や台本など、「映画の街」ならではの品々も。凪恵美学芸員は「新しい作品が多いので、若い世代の方々にも楽しんでもらっています」と話す。

 入場無料。午前9時~午後5時。月曜休館。松永文庫=093(331)8013。

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