「乳牛五輪」まで500日 20年10月、宮崎・都城で開幕 30年ぶりの九州開催

西日本新聞

来年開催の全日本ホルスタイン共進会九州・沖縄ブロック大会をPRする実行委のメンバー(右)とマスコットの南風ミル 拡大

来年開催の全日本ホルスタイン共進会九州・沖縄ブロック大会をPRする実行委のメンバー(右)とマスコットの南風ミル

 乳牛日本一を決める「第15回全日本ホルスタイン共進会 九州・沖縄ブロック大会」が2020年10月31日から3日間、宮崎県都城市の都城家畜市場で開かれる。5年に1度の乳牛コンテストで「乳牛五輪」とも呼ばれる。単県開催が難しくなったことから15回大会は九州・沖縄8県が共同で開催。九州では1990年の熊本大会以来30年ぶりで、開幕まで500日を切り、関係者はPRに躍起だ。

 大会は日本ホルスタイン登録協会(東京都)が、乳牛の資質向上や酪農の発展を目的に開催。41都道府県からホルスタイン種250頭、ジャージー種20頭が出場し、体形の美しさなど乳牛の改良成果を競う。期間中は会場周辺を歩行者天国にし、九州・沖縄の約40店舗がチーズやバターなどの乳製品を販売する。酪農資材器具の展示もある。

 乳牛は全国で約137万頭が飼育されるが、北海道がその6割を占める。九州・沖縄では約4万4千頭の熊本を筆頭に計約11万頭で、全国の約8%に当たる。

 JA宮崎経済連酪農課によると、宮崎県内の酪農家数は217戸で、乳牛総頭数は約1万3700頭。その半数は都城地域で、小林市など西諸県地域で8割を占めるという。共進会には、同県からはホルスタイン種12頭、ジャージー種2頭が出場する予定。

 開幕まで500日となった19日には、県庁横に開幕までのカウントダウンボードが設置され、大会マスコット「南風ミル」など実行委員会のメンバーが牛乳やチラシを配って、大会をPRした。実行委の外山智基事務局長は「乳製品の消費拡大に向け、宮崎には肉牛だけでなく地域に根ざした酪農もあるということを多くの人に知ってもらいたい」と話している。

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