原爆の実相伝えるスマホ大の紙芝居 長崎・城山小卒業生ら作成

西日本新聞 長崎・佐世保版

 長崎原爆で壊滅的な被害を受けた旧城山国民学校の女性教師の被爆体験を描いた「ポケット紙芝居」が完成した。同校を前身とする長崎市立城山小の卒業生と保護者でつくる「城山小原爆殉難者慰霊会」が手掛け、計3200部を順次、市に寄贈する。市内の小学3年生に配布される予定。

 紙芝居は誰もが手にしやすいサイズを考え、スマートフォンと同じ縦約8センチ、横約14センチとした。市が2014年に制作した紙芝居「城山国民学校の物語」を題材に、小型版に仕立てた。19歳で被爆した教師の三宅レイ子さんの視点を通じ、原爆投下直後の学校付近の惨状などが描かれている。全20場面。

 慰霊会の本田魂副会長(75)は「語り部の話だけでは当時の情景が分からないかもしれない。子どもたちが少しでも被爆の実相を知る助けになってほしい」と話している。

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