「踏み絵」発言 知事を追及 対立候補支援の自民県議団

西日本新聞 ふくおか版

 4月の知事選後、初となった県議会代表質問で、知事選で小川洋知事の対立候補を支援した最大会派自民党県議団が、選挙中の小川氏の発言を厳しく追及する一幕があった。

 「県議会の権威をおとしめかねない。意図は何か」。同県議団の香原勝司氏がただしたのは、知事選と同日投票だった県議選の応援演説で飛び出した小川氏の「踏み絵」発言だ。

 党方針に反し、小川氏支援を表明して同県議団を退会した県議が、退会直前の2月議会で会派を代表して質問に立った際、小川氏を痛烈に批判。3月22日にあったこの県議の集会で、小川氏は「彼は踏み絵みたいな代表質問をさせられた」と訴えた。

 小川氏は答弁で、「当時『踏み絵』などといった報道がなされていた。県議団や議会活動を批判する意図ではない」と釈明。香原氏は「批判にしか聞こえない。軽率な発言で、猛省を促す」とくぎを刺した。

 代表質問後、記者団に同県議団との溝を指摘され、「共通の目標に向かって協力していきたい」とかわした小川氏。だが、2月議会当時、同県議団会長だった原口剣生氏は「(知事答弁に)まったく満足していない」。両者の間には大きな亀裂が入ったままで、対立の余波はまだ続きそうだ。

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