旧料亭を活用、起業家育成へ 長崎市が法人と連携協定

西日本新聞 長崎・佐世保版

 起業家の育成を目指す「ギウーダ一般社団法人」(藤村聡代表理事)が、3月末に閉店した長崎市鍛冶屋町の旧料亭「春海」を活用した人材育成事業に乗り出す。21日、市と包括連携協定を締結。市は人材の紹介などを通して協力する。

 同法人はソフトバンクグループ創業者・孫正義氏の実弟で、投資家の泰蔵氏が立ち上げた非営利団体。閉店した春海を買い取り、年内の事業開始に向けて、現在は改修工事の準備を進めている。

 1907年に建築された建物は個人邸宅として、その後は料亭として使われ、国登録有形文化財になっている。この日の締結式で結んだ協定書では、(1)地域課題(2)人材交流(3)平和の発信‐などで両者が互いに協力する、としている。

 締結に臨んだ田上富久市長は「新しい産業を起こし、若い人が活躍できるまちづくりのために、末永くお付き合いしたい」と話し、藤村代表理事は「長崎から九州、世界へと羽ばたける人材を育てたい」と語った。

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