有楽映画劇場 お別れのまつり 29日、無料開放、常連客が企画

西日本新聞 北九州版

 北九州市八幡東区の成人映画専門館「有楽映画劇場」が65年間の歴史に幕を下ろすのに合わせ、一般に映画館の内部を無料開放する「さよなら前田有楽まつり」が29日に開催される。有楽映画劇場の常連客でつくる実行委員会の主催。昭和の雰囲気を残し、度々映画のロケ地になった映画館を体感できる最後の機会となる。

 有楽映画劇場は1954年に開業。建物は開業時そのままの姿で、昭和を舞台にした映画「カーテンコール」(佐々部清監督、2005年)など、映画やドラマのロケに使われた。赤字経営などを理由に27日、営業を終了する。

 まつりは「成人映画館なので、建物には興味があるのに入れなかった地元の人も多いはず」と、常連客の有志6人が開催を思い立った。29日は、レトロ感あふれる館内や1968年製の映写機がある映写室を見学できる。女優の倖田李梨さんを招いて、掲示ポスターや椅子、看板など館内備品を譲渡する「お宝備品大抽選会」(一部有料)もある。

 無料開放は正午から。午後4時からは会場を移動し、倖田さん主演の映画「スモーキング・エイリアンズ」の上映や倖田さんのアフタートークもある。上映会は有料(1500円)で、事前申し込みが必要。申し込みはネットサイト「eventon」(イベントン)から。

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