唐津城天守閣の入館者好調 「歴史ブームや観光客増」影響

西日本新聞 佐賀版

 2017年7月にリニューアルされた唐津城天守閣(唐津市東城内)の入館者が好調に推移している。改修前までの有料入館者はおおむね10万~13万人台で推移していたが、17年度はリニューアルオープン後の9カ月弱で10万5115人が来館し、18年度は14万8516人が訪れた。市は「近年の歴史ブームや市内を訪れる観光客の増加もあって好調を維持している」と分析している。

 天守閣は鉄筋コンクリート造り5階建て。16年の開館50周年を機に、約4億1200万円かけて改修した。約400年前の実戦で矢を受けたとされる痕を残す甲冑(かっちゅう)を初公開し、Wi‐Fi(ワイファイ)環境も整備してスマートフォンで展示品の解説を受けられるようにした。

 各階の展示内容も大幅に変更し、1階の観光案内・体験フロア(無料)には豊臣秀吉の兜(かぶと)のレプリカを着用して記念撮影できるコーナーを設置。2階は唐津藩の歴代藩主などをグラフィックやパネルで紹介する「唐津の歴史フロア」、3階は「唐津焼フロア」、4階は「交流・休憩フロア」、5階が「展望フロア」となっている。

 市によると、リニューアル後、入館者からは「テーマごとに見やすく展示している」と評価する声がある一方、「展示品をもっと詳しく説明してほしい」「英語の説明を充実させてほしい」との要望も寄せられているという。

 市観光課の担当者は「現在はリニューアル効果で入館者が増えているが、今後は落ち着くと考えられる。スマートフォンのアプリを使った英語での説明を充実させるなど、外国人客を増やす対応をしていきたい」と話す。

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