日田市長選予定者招き政策問う 市民団体やグループ

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 任期満了に伴う日田市長選(7月14日告示、21日投開票)に向け、市民が立候補予定者から政策を聞く場を相次いで設け、議論が活発化している。少子高齢化や人口減少、産業振興など待ったなしの課題が山積みで、市民の関心は日に日に高まっているようだ。

 市長選には3選を目指す現職原田啓介氏(60)と、元厚生労働省官僚の新人椋野美智子氏(63)、学習塾経営の同湯浅総氏(44)が立候補を表明している。

 市内の特別養護老人ホームでつくる特養会は21日、「政策を聞く会」を初めて開いた。事前に募った質問の中から「少子高齢化と人口減対策」「外国人雇用対策」「高齢者福祉」「共生社会の実現について」など6項目で、予定者3氏の政策を聞いた。各氏はそれぞれ約40分間、持論を熱っぽく語った。参加した約30人は自分に身近な政策を聞く機会とあって、メモを取ったり積極的に質問したりしていた。

 ある男性参加者(52)は「選挙期間中だと自分が関心のあることについてじっくり考えを聞けないときがある。投票の参考にしたい」と語った。

 この他、5~6月にかけて、旧郡部の市民が候補予定者から話を聞いたり、異業種交流グループが勉強会を開いたりした。ある予定者は「自分たちの未来を考えるのが選挙本来の意味だ。こういう機会を通して議論が深まり、日田が良くなればうれしい」と話す。

 29日午後4時半からは、「これからの日田を考える会」が同市の刃連町公民館で討論会を予定している。原田氏と湯浅氏が出席予定で、政策を語り自由討論も行う。椋野氏は「別の会合の予定と調整がつかなかった」(後援会関係者)として欠席するという。

 同会の北川良親代表幹事は「討論を通して候補者同士が互いの考えを知っておけば、(誰が当選しても)市政運営に生きるはずだ」と話した。

7月8日に3氏討論会 日田JCがパトリア日田で

 日田青年会議所は、日田市長選の立候補予定者による公開討論会を7月8日午後6時半から、同市三本松のパトリア日田大ホールで開く。入場無料。

 予定者の政策やビジョンを有権者に知ってもらい、リーダーを選ぶ判断材料にしてもらう狙い。立候補を表明している現職の原田啓介氏と、新人椋野美智子氏、同湯浅総氏の計3人が出席して市の課題や未来像、地域への思いや考えなどを討論する。

 問い合わせは日田青年会議所事務局=0973(24)7150。

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