管理態勢に疑問相次ぐ 日田市の職員不祥事問題 市議会委

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 日田市職員が、市有地の賃貸、売買契約を上司の決裁を受けずに無断で行っていた問題を受け、市議会の総務環境委員会と産業建設委員会の合同報告会が24日あった。議員からは市の管理態勢について疑問や指摘が相次いだ。

 不祥事当事者の職員は市の聞き取りに「2017年の九州豪雨後、災害対応を優先し、企業との契約に遅れが出たためやった。相当(仕事が)きつかった」と説明しているという。議員の「(多忙に関して)上司に相談はなかったのか」との質問に、上司だった橋本哲治農林振興部長は「相談はなかったが、裏返せば相談できる雰囲気がなかったのかもしれないという反省はある」と述べた。

 市長公印の管理のあり方について問われた行村豊喜総務部長は、保管場所を変えるなどの改善点を説明し、「長年のやり方でいいと思っていたところがあった。管理職が対処せずに放置してきた責任は重い」と話した。

 一方、この不祥事を巡って原田啓介市長が市議会一般質問で「現場で起きたことは現場で責任を取るということを(職員が)身をもって考えてほしい」と答弁したことに、「あの考え方は改めてほしい。あの風潮が皆さん(管理職)にも伝わっているのではないか」との指摘もあった。

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