「3H残業を」郵政のノルマメール 不適切営業、現場の悲鳴やまず 「改善のポーズだけ」 (2ページ目)

西日本新聞 一面

九州のある地区の統括郵便局長が各郵便局宛てに送ったメール。「実績ゼロで定時退庁ですか?」などと記している(写真の一部を加工しています) 拡大

九州のある地区の統括郵便局長が各郵便局宛てに送ったメール。「実績ゼロで定時退庁ですか?」などと記している(写真の一部を加工しています)

 中国地方の局員は「新規の顧客を開拓するのは難しい。ノルマをこなすには付き合いのある高齢者宅を訪問し、過去に結んだ契約を解約して新しい保険に乗り換えてもらうしかない」と打ち明ける。

 長門氏は24日の会見で、ノルマ廃止も含めた再発防止策を検討することにも言及した。昨年以降、年賀状や暑中・残暑見舞い用はがき「かもめ~る」についても販売ノルマの廃止を打ち出したが、複数の局員からは「相変わらず無理な枚数を販売するよう求められている」との証言が多数寄せられている。

 数日前、九州のある地区内の郵便局には「(保険の)実績ゼロで定時退庁ですか? ありえません!(中略)全社員超勤3H(時間)で取組んで結果を出すこと!」というメールが送られていた。この地区の局員は「問題が起きるたびに改善のポーズをするだけで、体質が変わるとは思えない」と話す。

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