「改称」紛糾、傍聴認めず 水俣市議会議運委 市民から批判の声

西日本新聞 熊本版

 水俣市議会の公害環境対策特別委員会の改称を巡って協議を予定していた議会運営委員会(松本和幸委員長、6人)は25日、前回14日の藤本寿子市議の発言を巡って紛糾し、この日の議論を見送った。これに関連して松本委員長が、傍聴のために訪れていた市民約10人の入室を認めなかったため、批判の声が上がった。

 議運委の冒頭、松本委員長は、14日に藤本市議にフェイスブックへの書き込みについてただした際、「虚偽の説明があった」と問題視。藤本市議は「虚偽ではない」と再三主張し、松本委員長が「本日は傍聴を許可しない」と決めたため、各委員の間でさらに応酬が続き予定の30分を超えた。

 傍聴のため訪れた男性は「説明もないまま待たされた。委員長の権限だけで傍聴が許されないのなら、議会制民主主義が成り立たなくなる」と憤る。市議会委員会条例は、原則公開とする内容だが、「委員長は、必要があると認めるときは、傍聴人の退場を命ずることができる」としている。

 松本委員長は議運委後、「こういう状況で(改称の)問題を議論するのは難しいと判断した。傍聴は中身によって委員長が判断できる。条例違反ではない」とした上で、改称問題については次回27日の議運委が実質最後の議論の場になるとの見方を示した。

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