原鶴の鵜飼い、雨に右往左往 水位下がり中断 水害避け船避難

西日本新聞 一面

大雨を警戒し、筑後川では一部の屋形船を安全な場所に移動させていた=25日午前、福岡県朝倉市 拡大

大雨を警戒し、筑後川では一部の屋形船を安全な場所に移動させていた=25日午前、福岡県朝倉市

 九州北部地方の少雨の影響で、福岡県朝倉市の原鶴温泉名物の「鵜(う)飼い」が23日からストップしている。筑後川の水位が下がり、観光客を乗せる屋形船が運航できないためだ。26日以降は一転、大雨の恐れも。2年連続で豪雨被害を受けただけに、関係者は「降り過ぎても、降らな過ぎても困る」と船の陸揚げ作業に追われていた。

 屋形船は、鵜飼いが始まる5月20日から9月末まで運航。例年、約3000人が江戸時代から続く伝統漁法を楽しむ。船頭の林定本さん(75)によると、23日以降、運航の目安となる水位より20センチほど低くなっているため中断したという。

 2017年の九州豪雨では屋形船の一部が流失し、河川に大量の土砂が堆積して鵜飼いは中止。昨年の西日本豪雨でも土砂がたまり一時中断を余儀なくされた。

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