”大分産”水上タクシー東京で快走 揺れに強い「双胴型」ボート、五輪訪日客を見据え追加納入へ 

西日本新聞

 大分県国東市の小型船舶製造会社「ニュージャパンマリン九州」が製造したプレジャーボートが「水上タクシー」として東京都内を航行している。同社は船体を二つ並べたような構造の「カタマラン(双胴)型」のプレジャーボートを国内で唯一製造。波や風による揺れに強いのが特長で、2020年の東京五輪・パラリンピックを見据え、7月に新たに2隻を追加納入する。

 同社のボートを使用しているのは、東京湾と隅田川などで水上タクシーを運航している「東京ウォータータクシー」(東京)。15年の開業以降、一般的な「モノハル(単胴)型」を使ってきたが、安定感や乗り心地を向上させるために17年、ニュージャパンマリン九州に発注した。

 製造した水上タクシーは、全長7・41メートル、幅2・56メートル、最速20ノット(時速37キロ)で定員10人。プレジャーボートに比べて船室を広くしたり、エンジンをガソリンからディーゼル仕様に変更したりなどの改造を施したという。

 現在は3隻が就航しており、今年7月に2隻追加。東京五輪・パラリンピックでは、混雑が予想される陸上輸送に代わる交通手段として注目されており、さらなる製造も検討されているという。

 ニュージャパンマリン九州の山本茂社長(67)は「水上タクシーは、安定感抜群のカタマラン型の良さを生かせる。外国人観光客が増える中、水上観光に一役買いたい」と話した。

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