小部遺跡30日に一般公開 宇佐 古墳時代の大型建物跡

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 宇佐市教育委員会は26日、九州で初めて古墳時代前期(3世紀後半)の豪族居館の大型建物跡が見つかった小部(こべ)遺跡(同市荒木、上乙女)を報道陣に公開した。市教委は30日午後2時から一般向け現地説明会を行う。

 同遺跡では全長200メートル超の大型環濠(かんごう)や竪穴住居、畿内の土器などが出土。今年4月の調査で、環濠中心部に南北4間、東西3間の大型建物の基礎部分(縦8メートル、横6メートル)があるのを発見した。直径30センチと20センチの掘っ立て柱跡計20カ所を見つけた。

 市教委によると、遺跡近くの県内最古級の前方後円墳「赤塚古墳」は小部遺跡の豪族の墓だった可能性が高い。地方豪族の大型建物跡と墓がセットで見つかったのは、全国でも「三ツ寺1遺跡」(群馬県)など限られているという。

 市は「ヤマト王権との強い結びつきもうかがえ、考古学的価値がきわめて高い」として国指定史跡を目指す方針。

 30日の説明会は小雨決行。荒天の場合は7月6日に延期する。市教委社会教育課=0978(27)8199。

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