「聖火ランナーの靴」歌手野田さん楽曲に アサヒシューズ社員に披露

西日本新聞 筑後版

アサヒシューズ社員の前で「走れ!希望の靴」を初披露する野田かつひこさん 拡大

アサヒシューズ社員の前で「走れ!希望の靴」を初披露する野田かつひこさん

 久留米市洗町の靴メーカー「アサヒシューズ」が1964年の東京五輪で聖火ランナーの靴を手掛けたことを題材に、同市のシンガー・ソングライターの野田かつひこさん(53)が楽曲「走れ!希望の靴」を制作。このほど、同社で社員約20人に初披露された。

 野田さんは、今年デビュー26年目。災害被災地などで逆境に立ち向かう人や、郷土の歴史をテーマにした歌を制作している。同社製の靴が、世界各国のランナー約5千人に届けられた事実を知り、「多くの人に知ってもらいたい」と、今回の曲作りを思い立った。

 「♪ゴムの街で生まれた僕は君の夢運ぶ靴さ」「♪走る走るよ君を乗せて世界が平和でありますように」‐。歌詞は靴目線でつづられ、子どもでも親しみやすい平易な言葉が並ぶ。

 18日の披露会では、野田さんがギター演奏とともに熱唱。社員からは大きな拍手が送られた。同社商品デザイン課の猿渡健太さん(25)は「靴を履いたランナーが聖火をつなぐ様子が目に浮かび、靴を作る側の自分たちも報われたような気持ちになった」と話した。

 野田さんが同社の曲を手掛けるのは2回目で、2005年ごろ完成した「魔法の靴の贈り物」は、現在も事務所や全工場で毎朝流されている。

 「地元企業の活躍は久留米の誇り」と話す野田さんは「走れ!希望の靴」を公演で披露するほか、CD収録も予定している。

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