中南米から復興事業視察 普賢岳災害や水無川の砂防工事

 国際協力機構(JICA)で研修中の中南米9カ国の防災担当者13人が27日、島原市の国土交通省雲仙復興事務所が手掛ける水無川上流の砂防工事現場を訪れ、雲仙・普賢岳災害の爪痕や防災事業を視察した。

 開発途上国の防災対策支援を目的にJICAが実施した研修で、火山噴火や地震が多いエクアドルやコスタリカなど9カ国の中央省庁や地方自治体の防災担当者が参加。17日から8月2日まで長崎市(水害)、神戸市(震災からの復興)、仙台市(震災と津波)などを訪ね、被害状況や復興事業などを学び、帰国後、国や地域レベルの防災計画策定などに反映させる。

 研修生は火砕流などの噴火災害や土石流被害を軽減する砂防事業、危険な場所で遠隔操作により重機を動かす無人化施工技術などの説明を受けた後、被災現場を訪れて復興状況を見学した。

 エクアドルから参加した緊急リスク管理局防災能力分析官のロレナ・エステレージャさん(38)は「火山災害対策の策定や火山監視システム導入に、日本で学んだことを反映させたい」と話した。

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