福岡の高校生が放送で投票訴え 参院選公示日から地下鉄全駅で流す

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 参院選を周知し投票を促そうと、福岡市選挙管理委員会は市内三つの高校と協力し、市営地下鉄駅で流す啓発放送を制作した。公示日の7月4日から投票日の21日まで全ての駅で放送される。

 協力したのは福岡女子高(西区)、城南高(城南区)、福岡雙葉高(中央区)。6月中旬に中央区のスタジオでそれぞれ録音した。

 福岡女子高は生徒会役員の2年生5人が参加。まだ18歳未満だが、選挙権を得たとの想定で「私たちって選挙権あるとよ」「どうせ選挙に行っても何も変わらんやん」「私たちの一票で未来を変えられるかも」と、無関心を改めて行動してみるよう呼び掛けた。

 前回(2016年)の参院選福岡選挙区の投票率は52・85%、今春の福岡市議選の投票率は42・01%で、有権者の半数ほどが棄権した格好だ。

 政治への関心が低い「大人の社会」に対し、録音に臨んだ同高の吉岡知里さん(16)は「生徒会役員選の投票率はほぼ100%。そんなに低いと自信もやる気も無くしちゃう」と困り顔。杉怜依さん(16)は「駅前での演説も誰も聞いてない。若者にも理解できるよう、もっと分かりやすい言葉で話して」と注文した。

 マイクの外では、他にも「そんな(無関心な)社会には参加したくない」「選挙カーは名前を連呼するだけで、何を争っているのか分からない」といった本音が上がった。一方、5人全員が「選挙権を得たら投票に行きたい」と話していた。

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