平成筑豊鉄道「令和」新駅 行橋に8月24日開業

西日本新聞 経済面

 福岡県の筑豊、京築地区を走る第三セクターの平成筑豊鉄道(同県福智町)と同県行橋市は28日、同市の大型複合商業施設・コスタ行橋近くに、新元号を冠した新駅「令和コスタ行橋」を8月24日に開業すると発表した。新駅設置は16年ぶり。総駅数は36駅になる。

 同社は駅名の由来について「新しい時代もお客さまに愛される鉄道、駅をつくるという思いを込めた」としている。

 新駅は、田川線の行橋‐美夜古(みやこ)泉間に建設。駅舎は、同鉄道のレストラン列車「ことこと列車」をデザインした水戸岡鋭治氏が担当した。ホームの床と壁の一部は筑豊地区の木材協同組合から提供された「筑豊杉」を使用。出入り口のスロープの手すりは、京築地方の「京築ヒノキ」が使われる。事業費は約9600万円で、国、市、同鉄道で負担。1日の乗降客は250人、年間約1700万円の増収を見込む。

 コスタ行橋は、スーパーマーケットや家電量販店、飲食店などが入る。新駅設置で、車などを持たない市近郊や筑豊地方の高齢者の取り込み、開発が進む住宅地の交通の便を確保する。

 市は2016年、コンパクトシティ化に関連する交通体系の整備計画を策定。新駅設置をうたい、同鉄道に提案していた。デザイン変更などで今春の開業がずれこんだ。

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