中国の人権派弁護士4年ぶり家族と面会 G20、国際社会配慮か

西日本新聞 国際面

 【北京・川原田健雄】中国で国家政権転覆罪に問われ実刑判決を受けた人権派弁護士、王全璋氏が28日、収監先の山東省臨沂市の刑務所で4年ぶりに家族と面会した。中国当局は2015年7月の拘束以来、王氏と家族の面会を認めてこなかったが、中国の人権状況に国際社会の批判が強まる中、20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に合わせて一定の配慮を示したとみられる。

 支援者によると、面会したのは王氏の妻の李文足さんと息子、王氏の姉。王氏は落ち着かない様子で、やつれて老け込み「別人のようだった」。抗議活動を続ける妻を気遣って「もう何もしないで」と話したという。刑務所周辺には当局者とみられる男が多数配置され、李さんらを監視した。

 中国当局は15年7月以降、王氏を含む人権派弁護士ら約300人を一斉拘束。王氏は今年1月に懲役4年6月の実刑判決を受けた。

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