『パーカッション』 冨田篤 著 (音楽之友社・1728円)

西日本新聞 くらし面

 ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」では1度だけ、シンバルが鳴らされる。スコアを読み解くと、シンバルは躍動する3連符と付点のリズムに区切りを付け、クラリネットの新たなフレーズにつなげる役割がある。打楽器奏者はこの1音を表現するため、シンバルの種類や奏法を考え抜く-。ブリヂストン吹奏楽団久留米の音楽監督である著者が、ティンパニー、マリンバなどの打楽器を演奏するポイントを解説。演奏するときの腕の脱力の仕方やスコアの読み方などの説明が具体的で分かりやすい。 

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