豪雨被災地コラボの味覚 「しあわせもなか」 朝倉市、筑前町、東峰村、日田市

西日本新聞 社会面

 九州豪雨や西日本豪雨で被害を受けた福岡県朝倉市、筑前町、東峰村と大分県日田市の住民が、特産品をコラボレーションさせた焼き菓子を完成させた。4地域の味が一つに合わさり、食べた人が幸せな気持ちになれる商品に‐。そんな願いを込めて「しあわせもなか」と名付けた。

 朝倉市と日田市、東峰村は2017年7月の九州豪雨で大きな被害を受けた。筑前町は翌18年7月の西日本豪雨でため池が決壊し、浸水被害などが生じた。

 被災地同士で連携を深めようと、筑前町の農産物直売所「みなみの里」副館長の福丸未央さん(52)=朝倉市=が新商品の開発を企画。呼び掛けに、筑前町でもなかの皮を製造販売する梅野祐志さん(42)と洋菓子店を営む田村和行さん(40)▽東峰村の宝珠山きのこ生産組合理事の川村倫子さん(39)▽日田市で地元食材を使ったレストランを経営する河津勇成さん(46)‐の4人が応じた。

 新商品はフランス菓子「フロランタン」をアレンジし、生地にもなかの皮を使用。皮にのせる具材は、朝倉の万能ネギ、筑前のドライトマト、日田の葉ワサビソース、東峰のシイタケといった4地域の特産品を組み合わせて一つの商品に仕上げ、3種類を作った。

 7月2日から福岡市・天神の福岡三越で限定販売する。1セット5個入りで1080円。終了後はみなみの里などで取り扱う予定だ。福丸さんは「意外な組み合わせで、くせになるおいしさ。4地域の新たなお土産になればうれしい」と話している。

 

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