祖国発展にラグビー生かせ 29日から別府市で取り組み ラオス、豪先住民の子ら参加 判断力や批判的思考養う

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の公認キャンプ地の別府市で29日から4日間、発展途上国の子どもたちがラグビー交流を通じて、自国発展のための能力を身に付ける取り組み「チャイルドファンド パス・イット・バック カップ」が開かれる。ラオスとオーストラリアの先住民アボリジニの少年少女、地元中学生の計約50人が参加する。

 取り組みは、ラグビーのアジア地域の統括団体「アジアラグビー」と、国際NGO(非政府組織)「チャイルドファンド」の主催で、2015年に始まった。「結束」「規律」「情熱」などラグビー競技が持つ価値を学び、貧困や不平等など発展途上国が抱える問題を考える。今回はW杯日本大会の「レガシープログラム」として、開催都市を中心に計4回実施。すでに3月、東京都府中市で開催されており、九州では別府市が初めてとなる。

 参加するのは、ラオスの12人とアボリジニ10人で、いずれも14~16歳。地元中学生は約30人。男女は半々という。別府市総合体育館などでタグラグビーの技術を学びつつ、判断力や批判的な思考、共感する能力などを養い、さまざまな問題を乗り越える力を身に付ける。

 協力団体として取り組みに参加する同市ラグビーワールドカップ2019推進室は「ラグビーの持つ力を知り、国際的な視野も広げてもらえれば」と話している。

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