明蓬館高10周年祝う 住民手作りの料理を堪能 川崎町

西日本新聞 筑豊版

 今年創立10周年を迎えた川崎町安真木の全国広域通信制・明蓬館(めいほうかん)高(日野公三校長)の記念式典が30日、同校であった。卒業生や保護者、地域住民約100人が参加。式典の後は、住民手作りの料理を味わいながら、昔話に花を咲かせた。

 同校は、石川県で通信制高校を運営する「アットマーク・ラーニング」が、内閣府の「地産・地習・e環境教育特区」の認可を受けた町で、2009年4月、株式会社立高校として開校した。旧安宅小の校舎を改装した同校で79人が自宅や学校でインターネットを利用し学ぶほか、全国29カ所に学習センターがある。

 住民と生徒は、地域のイベントや学校行事などを通して交流を深める。日野校長は「地域の方々の力添えには、感謝してもし足りない」とあいさつ。安宅行政区長の宗近誠さんは「どんな人が来るのかと心配の声もあったが、立派な生徒たちが巣立っていった。今後も地域一体となって盛り上げていく」と述べた。

 3月に卒業した春日市の芹田麻衣さん(18)は、1年生のときに別の高校から転入し、「ここを卒業したことは自分にとって自信につながった」と話す。卒業後、フィリピン・セブ島に留学し、同国で恵まれない子の教育支援をする夢を持った。「勉強など必要ないと思っていたが、学校に通うのは大切だと気づけた。第二の人生をスタートさせてくれた学校に感謝しています」

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