「災害に強い病院」完成 熊本市民病院 免震装置など完備

西日本新聞 熊本版

 熊本市民病院(同市東区東町4丁目)の内部が1日、報道陣に公開された。新病院は昨年2月に着工し、今年6月末に完成。免震装置など地震などが起きても継続できるよう設備も充実させ、市は「災害に強い病院にしたい」と意気込む。

 市によると、免震装置のほか、7階部分には非常用発電機を2台設置。通常の6割の電力を3日間供給可能という。通常時からろ過した井戸水を50%使用する予定で、市担当者は「災害時も水をまかなえるようにできる」と話す。

 診察室は、地震前より8室多い62室。使用する診療科を固定しない「フリーアドレス制」を導入する。診療科は、これまで小児科などそれぞれ分かれていた子ども関連の科を「こども外来」としてまとめた。

 病床のうち、新生児集中治療室(NICU)は地震前と同じ18床、新生児治療回復室(GCU)は16床少ない24床となる。

 地震などの災害発生時には、2階の患者用ラウンジに災害対策本部を設置。軽症者は駐車場、中等症は1階にそれぞれ患者を振り分ける計画という。現病棟には無いヘリポートも屋上に整備した。

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