路線価2年連続上昇0.7%増 佐賀駅前は5.7%増

西日本新聞 佐賀版

 佐賀税務署は相続税や贈与税の算定基準となる2019年の県内路線価(1平方メートル当たり、1月1日現在)を発表した。路線価の基準となる標準宅地(継続2111地点)の評価基準額の平均変動率は0・7%増で2年連続の上昇。県内の最高路線価は14年連続で佐賀市駅前中央1丁目の「駅前中央通り」となり、前年比5・7%増の18万5千円だった。

 標準宅地の内訳は、上昇620地点(前年比34地点減)▽横ばい1244地点(同308地点増)▽下落247地点(同304地点減)‐だった。

 駅前中央通りは前年から1万円増え、3年連続の上昇。鑑定した唐津市の市丸亮介鑑定士は「JR佐賀駅周辺は福岡都市圏よりも割安感があることから、賃貸需要が上昇している」と話した。また駅前の再開発計画について「西友跡地にスーパーなどが入る商業施設がオープンする計画が明らかになったことも、上昇に影響があったのでは」と分析した。

 他の税務署管内の最高価は、鳥栖市本通町1丁目の「本通筋商店街」が8万2千円(同3・8%増)で昨年に続き上昇。市丸鑑定士は「福岡都市圏の物流拠点と比べて割安感がある。増税を控えて需要が上がる」としている。

 一方で、唐津市呉服町の「大手口通り」は6万6千円(同1・5%減)で23年連続の下落、伊万里市新天町の「伊万里大通り」も4万5千円(同2・2%減)で22年連続の下落となり、明暗が分かれた。武雄市武雄町富岡の「県道24号通り」は5万2千円で3年連続の横ばいだった。

佐賀県の天気予報

PR

PR

注目のテーマ