大雨3県87万人避難勧告 鹿児島、宮崎、熊本 全壊1棟、半壊4棟

西日本新聞 社会面

 九州南部を中心に激しく降り続く雨の影響で、各地で土砂崩れや浸水などの被害が相次いだ。1日午後7時時点で鹿児島、宮崎、熊本3県で約40万世帯約87万人に避難勧告が出された。住宅の被害も確認されているだけで全壊1棟、半壊4棟など。高速道路も朝から通行止めが続き、交通にも影響が出た。

 同日午前7時20分ごろ、鹿児島市本城町で崩れた崖の土砂が民家に流れ込んだと119番があった。市によると、住民の70代女性は救出され搬送時には意識があったが、病院で死亡した。1世帯3人が住んでおり、残る2人は無事だった。

 鹿児島県いちき串木野市では大里川の堤防が決壊し、消防が住民など10人を救助。同県では5市39万416世帯83万4316人に避難勧告が出された。県によると、全壊1棟、半壊3棟、一部損壊2棟の被害が確認されている。

 宮崎県都城市では用水路から水があふれて道路が冠水、同市鷹尾1丁目付近の高齢者を含む10世帯16人が消防のボートで救出された。熊本県山都町では土砂崩れで民家1棟が半壊した。

 大雨で九州道の鹿児島北インターチェンジ(IC)‐えびのICなどが通行止め。西鉄高速バスは福岡‐鹿児島、延岡、宮崎間が終日運休し、JR鹿児島線の川内‐鹿児島間など一部区間も終日運休した。

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