九州各地で大雨 厳重警戒を 梅雨前線、北上の見通し

西日本新聞 夕刊

 梅雨前線の停滞で、九州地方は2日も、南部を中心に大雨が続いている。気象庁のレーダー解析では、同日未明に鹿児島県の鹿屋市南部や肝付町付近で1時間に約80ミリの猛烈な雨が降ったとみられる。福岡管区気象台によると、前線は2日夜ごろから北上して活動がさらに活発化する見通し。北部でも熊本県や福岡県南部で3日昼前から局地的に非常に激しい雨が降り、土砂災害の危険性が高い地域が拡大する恐れがある。

 梅雨前線は次第に北上し、5日ごろにかけて九州付近に停滞。3日の九州各県の1時間予想雨量は、最大で熊本70ミリ▽福岡、長崎、宮崎、鹿児島50ミリ▽佐賀、大分40ミリ。

 南部を中心に6月28、29日ごろから断続的な大雨が続き、2日午前5時現在の降り始めからの総雨量は、宮崎県えびの市で770・5ミリ、鹿児島県薩摩川内市で594・0ミリ、熊本県南阿蘇村で360・0ミリに達している。

 総雨量はさらに増える見通しで、3日朝までの24時間予想雨量は多い所で九州北部100ミリ、南部150ミリ。その後、4日朝までの24時間に北部300~400ミリ、南部200~300ミリ。土砂災害や浸水被害、河川の氾濫に厳重な警戒が必要だ。

 鹿児島県によると、5市で40万2687世帯、86万2010人に避難勧告が出ている。熊本県と熊本市によると、熊本市の7172世帯、約1万6500人に避難勧告が一時出された。

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