与野党、前哨戦激しく 参院選4日公示 3人 立候補予定

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 4日公示の参院選大分選挙区(改選数1)には、自民現職礒崎陽輔氏(61)=公明推薦▽野党共同候補の無所属新人安達澄氏(49)=立憲民主、国民民主、社民推薦▽政治団体「NHKから国民を守る党」の新人牧原慶一郎氏(40)‐の3人が立候補を予定している。礒崎氏、安達氏による事実上の一騎打ちの構図で、与野党とも大分を「激戦区」と位置づける。2日は両陣営に来援が駆けつけ、激しい前哨戦が繰り広げられた。

 午後6時、別府市で開かれた礒崎氏の国政報告会でマイクを握ったのは、元タレントの自民党参院議員、今井絵理子氏。「大分をくまなく回り、県民の声を政策に反映されている」と礒崎氏を持ち上げた。礒崎氏は幼児教育・保育無償化や大学生への給付型奨学金などの政策を挙げ、「私が負けると、大分に自民党の参院議員がいなくなる。非常に厳しい選挙だが、絶対に勝ち抜く」と力を込めた。

 自民党は公示後に、政権や党幹部の来援を予定しているという。県連幹事長の嶋幸一県議は「大分は全国でも最激戦区。激動の時代を迎えており、さまざまな課題に取り組むには、自公の安定政権しかない」と語った。

 一方、野党側はこの日、国民民主党の玉木雄一郎代表と同党総合選対本部長相談役の小沢一郎衆院議員が大分入り。安達氏を推薦する連合大分や、大分市下郡東にある安達氏の事務所を激励して回った。

 野党共闘について、小沢氏は「形だけまとまっても、実態が伴っていないと意味がない。ぜひ大分は頑張ってほしい」と強調。玉木代表は報道陣の取材に「全国でも大分は最重点地域。安達氏をわが党の候補者と思って支援する」と述べ、公示後は玉木代表を含め党本部からの来援を検討していると明かした。安達氏の総合選対本部の梶原九州男事務局長は「頼もしい限り。絶対に勝利したい」と意気込んだ。

 

■牧原氏が出馬会見 N国党

 政治団体「NHKから国民を守る党」から参院選大分選挙区(改選数1)に立候補する元会社員の牧原慶一郎氏(40)=東京都千代田区=が2日、県庁で記者会見した。

 牧原氏は、テレビなどの受信機があれば一律に支払いを求められるNHKの受信料制度について「見たくない人も請求される。見たい人だけが受信料を払って見るように放送法改正が必要と訴えている私たちの活動を知ってもらいたい」と語った。遊説などの選挙活動はしない予定という。

 牧原氏は福岡県久留米市出身。大阪学院大を卒業後、食品メーカーなどに勤め、2019年4月に同団体に入った。

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