大川と筑後の花火大会装い新た 地元の祭りと統合 安全確保と経費節減で

西日本新聞 筑後版

新田大橋を浮かび上がらせる大川花火大会の大輪(過去の写真) 拡大

新田大橋を浮かび上がらせる大川花火大会の大輪(過去の写真)

筑後広域公園の筑後船小屋花火大会(過去の写真)

 大川市と筑後市でそれぞれ長年親しまれていた花火大会が、今年から見直される。毎年8月11日にあった大川市の「大川花火大会」は「大川市民夏まつり」の一部として8月3日に開催。筑後市の「筑後船小屋花火大会」(7月)は、9月22日の「ちっご祭」と統合する。

 昨年63回目を迎えた大川花火大会は、毎年同市大野島の筑後川運動公園で開催。大川観光協会によると、例年約5万人が楽しんでいたが、終了時に大野島と市中心部を結ぶ新田大橋が渋滞し、周辺に照明も少ないため、安全性が確保できなくなったとして会場の変更を決めた。

 花火大会を組み込んだ市民夏まつりは、大川観光協会の盆踊り大会と高邦会グループの夏祭り、大川中央商店街振興組合の夜市を、統合してリニューアル。会場をこれまでの国際医療福祉大大川キャンパス(同市榎津)に加え、市中心部の銀座通りの約500メートルを歩行者天国として開放する。

 花火は福祉大キャンパスと筑後川昇開橋近くの堤防の2カ所で打ち上げる。これまでの約5千発より少なくなるが、観光協会の担当者は「打ち上げ場所が近くなり、より迫力のある花火が楽しめる」と説明する。

 筑後市の筑後船小屋花火大会は、同市の筑後広域公園を舞台に過去52回開催。昨年は約5万人が来場した。筑後市観光協会によると、渋滞や安全性に問題はないが、「ちっご祭」と統合することで経費を節減し、市を代表する祭りとして市内外からの集客強化を目指す。

 花火大会は、これまでと同じ広域公園で実施。「ちっご祭~恋のくに花火大会~2019」と銘打ち、例年通り約7千発を打ち上げる。恒例の「花火でプロポーズ大作戦」も継続する。観光協会は「恋のくににふさわしい花火大会にしたい」としている。

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■プロポーズ大作戦の参加者募集 筑後市観光協会

 筑後市観光協会は、9月22日に開催する「ちっご祭~恋のくに花火大会~2019」のイベント「花火でプロポーズ大作戦」の参加カップル1組を募集する。過去13回の告白成功率は100%を誇り、「一生の思い出に残るプロポーズを」と呼びかけている。

 恋愛の神様「恋命(こいのみこと)」を祭る恋木(こいのき)神社があり、「恋のくに」をキャッチフレーズにする同市ならではのイベント。対象は真剣に結婚を考え、相手に悟られず一緒に来場できる18歳以上のカップル。メディア取材に応じられることが条件となる。告白は男女のどちらからでも可だが、これまでは男性からが多い。

 大勢の観衆の前で、2人の名前やプロボーズの言葉(10~15文字程度)を仕掛け花火で浮かび上がらせる。ステージ上に招いた相手がプロポーズを受け入れれば、真っ赤なハート形の打ち上げ花火で祝福する。費用は無料。締め切りは8月30日。応募多数の場合は面接した上で1組を決める。

 雨天の場合は、23日に順延。筑後市観光協会=0942(53)4229。

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