豊島が機敏に攻勢 王位戦第1局

 将棋の豊島将之王位(29)=名人、棋聖=に木村一基九段(46)が挑戦する第60期王位戦7番勝負(西日本新聞社主催)の第1局が3日午前9時から名古屋市東区の料亭「か茂免(もめ)」で指され、午後6時、後手番の木村が50手目を封じて1日目の対局を終えた。

 序盤は木村が誘導する形で横歩取りの戦型になった。仕掛けを見送った木村に対し、豊島が3三角成(35手目)と機敏に角交換して攻勢に立った。木村が2二歩(44手目)と辛抱すると、豊島は4六桂(45手目)と追撃。さらに8五桂(49手目)で玉の逃げ道をつくりながら8筋から攻める構えを見せたところで、木村が次の手を封じた。

 立会人の杉本昌隆八段は「豊島王位が素晴らしい構想を見せた。木村九段は苦しそうだが、持ち前の受けの強さでどんな手を出すか注目したい」と話した。

 持ち時間各8時間のうち1日目の消費時間は豊島2時間26分、木村5時間5分。2日目の4日は午前9時に再開する。

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