古賀市で「せんきょ割」 学生案でネイルサロンも

西日本新聞 ふくおか都市圏版

せんきょ割で投票率アップに取り組む「古賀すたいる」のメンバー 拡大

せんきょ割で投票率アップに取り組む「古賀すたいる」のメンバー

 4日公示された参院選の投票率を上げようと、古賀市の市民団体「古賀すたいる」が、投票を終えた有権者が市内の飲食店や施設などでサービスを受けられる「せんきょ割」を期日前投票が始まる5日から実施する。2015年の市議選以来、6回目。今回は若い世代の投票率アップに向け、女子大生の意見を取り入れて協力店にネイルサロンを加えた。

 せんきょ割は、投票するともらえる「投票所来所証明書」を居酒屋や焼き肉店など協力店に持参してサービスを受ける仕組み。店側も商品やサービスのPR、新規顧客の獲得につながると好評で、今回は24店が参加する。投票した市民は8月末まで1店舗につき1回、サービスを受けられる。

 せんきょ割を導入後、古賀市の投票率は国政選挙でも全国平均を上回ってきたが、10、20代の投票率は他の自治体と同様に低迷。そこで今回、九州産業大1年の村木優佳さん(18)の意見に基づき、若者が行きたくなる店に注目した。

 きっかけは5月、古賀すたいるのメンバーが取り組みを紹介した同大での講義。受講した村木さんは「こんな方法があるのか」と驚いた。一方で協力店が「年代が上の人たち向けばかりかな」と思い、講義後にメンバーに「もっと若者向けのお店があった方が若い世代の関心も高まるはず」と進言したという。

 出身地から住民票を移していないので、今回は参加できない村木さん。実はこの春、他大学の入試で「若者の投票率を上げるにはどうアプローチするべきか」という設問に向き合ったことがあった。「入試ではうまく答えられなかったけど、せんきょ割は本当に良いシステム。他の地域にも広がって、若者も選挙に関心を持ってほしい」と話している。

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