参院選候補者の横顔(届け出順)

西日本新聞 熊本版

馬場成志氏 阿部広美氏 最勝寺辰也氏

■馬場成志氏(54)自現 地方議員経験生かす 

 26歳で熊本市議になり、県議5期を経て2013年初当選。県内で衆参の選挙区を独占する自民党国会議員では「若手」だが、「現場の声を聞いて政策との溝を埋めるため走り回る」と、地方議員の経験を生かした調整力を自負する。

 熊本地震の復興を巡っては、仮設住宅の入居期限延長やグループ補助金の適用などの重要な節目で、地元の要望を国に伝える国会議員のやりがいを感じた。一方、若い頃に消防団や商工会で知り合った仲間からの厳しい指摘にも耳を傾けるよう心掛ける。

 父の故三則氏は村議、市議、県議を務めた。好きな言葉は県議の先輩から教わった「その位置に光れ、いぶし銀のごとく」。

■阿部広美氏(52)無新 暮らしに届く政治を

 「政治の犠牲者をこれ以上増やしてはいけない」。弁護士として社会の不条理を目の当たりにしてきた。虐待され、貧困で犯罪に走った子ども。暴力にさらされ、懸命に生きるシングルマザー…。さまざまな人に寄り添い「社会を立て直したい」との思いが強い。

 貧しい家庭で育った。電気を止められ、ろうそくの明かりで過ごした夜も。アルバイトで高校の授業料などを賄い、九大法学部に合格。次女出産後、離婚を機に弁護士を目指し、3度目の司法試験で合格した。

 参院選の立候補は熊本地震直後の2016年に続いて2回目。「誰もが教育を受け、安心して老いていける。暮らしに届く政治を実現したい」

■最勝寺辰也氏(38)諸新 理不尽黙っておけぬ

 最初は話題づくりのような軽い気持ちだった。かねてからNHKの集金活動に疑問を感じており、「NHKから国民を守る党」の代表が立候補者を公募する動画を見た。公示日の2週間前、「政治未経験の自分もできる」と直接電話し、出馬に興味があると伝えた。

 鹿児島市出身。北九州市の専門学校を卒業後、上京しネットショップの店長などを経験した。報酬をめぐる話の食い違いで退職し、35歳で実家に戻り家業の内装業を継いだ。

 理不尽や不平等に黙っておけない性格。党の活動を通して政治家への道も真剣に考え始めた。「まずは知名度アップから」と動画投稿サイト「ユーチューブ」を通じて支持を訴える。

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