北九大で豪雨犠牲者追悼 発生から2年 ボランティア学生企画

西日本新聞 北九州版

 九州豪雨の発生から2年を迎えた5日、被災地でのボランティア経験がある北九州市立大の学生たちが、小倉南区の同大北方キャンパスで、犠牲者を追悼し、被災状況を伝えるイベントを開いた。日が落ちると、復興へのメッセージを記した手作りの灯籠に明かりをともした。

 「被災地を写真でつなぐ実行委員会」が主催。代表の須磨航さん(21)=地域創生学群4年=は、被害が大きかった朝倉市で支援活動をしつつ写真を残してきた。学内や市内の商業施設、郷里の福井県などで10回近く写真展を開き、朝倉の現状を各地に伝えている。

 会場は屋外に設営。灯籠が点灯すると「1歩ずつ前向きに」や「笑顔が溢れますように」の言葉が浮かび上がった。柔らかい光が周辺を照らす中、実行委のメンバーが画面に写真を示しながら、自らの支援経験などを報告した。

 追悼イベントは昨年の同じ日にも実施したが、西日本豪雨で雨が強く、翌日には北九州市内で2人が土砂崩れの犠牲に。須磨さんは「災害は身近に起こりうる。忘れられないために、これからも節目に思いを伝えたい」と力を込めた。7日は大学祭に合わせ、同キャンパスで朝倉市の被災写真を展示する。

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